【動画】小学生の低学年1年生、女子がギター「虹」を弾き語り挑戦してみた!
この動画は当教室でギターレッスン歴、約一年の小学校1年生の女の子が名曲「虹」を弾き語ってみた動画です。
元々、ギターで弾き語りをすることが夢だったようで、子供向けのアコースティックギターを持参されて当ギター教室でレッスンを開始しました。
小学生の低学年までは、大人用のギターは大きすぎて手が届かないので子供向けギターをおすすめする事もあります。
実はこの動画、よく見てみると分かりますが、フルコードではなくルートのみを狙って弾いていますね。
弾き語りはギターの演奏と歌を両立させる、なかなか難しい演奏方法です。
なので少し簡略化することで、ギター歴1年でも何とか弾き語りが出来るようにしています。
この方法なら小学生の低学年でも、弾き語りは難しそうと敬遠しがちな初心者の方でも割と簡単に弾けるはずですよ。
次の項目から、弾き語りを色々な方法で簡単に弾く方法と考え方を解説しますね。
では、いってみましょう!
小学生や初心者でもギター弾き語りが出来る2つの練習法!
小学生に限らずギターでの『弾き語り』には幾つか乗り越えないといけないハードルのある演奏方法です。
まずは弾き語りが、難しく感じてしまう理由と、その解決方法を2つに分けて解説しますね。
以下を読み進めて是非とも弾き語りなんて出来ないと言う先入観を捨てて楽しんでくれれば嬉しいです。
弾き語りが難しい理由
ギターで弾き語りをする上で、絶対にできていないといけない事は以下の3点です。
- 歌を覚える
- ギターの演奏を覚える
- 歌いながら弾くタイミングを覚える
弾き語りは、初心者がいきなり上記の3を同時進行的に実行しようとすると、どうしても難しく感じてしまうはずですね。
まずは、歌とギターを分けて1つ1つを丸暗記してしまい余裕をもって出来るようにならないといけません。
歌とギター、単体で別々にしっかり練習することが最初の課題となるわけです。
ですが、別々に出来たからと言っても、上手くいかないことも多いのが実際のところなんですよ。
なぜなら、次は歌のどのタイミングでコードチェンジが入ってくるか、メロディーとリズムの絡みを感覚的に覚えていく必要が出てきます。
こう考えると、簡略化するには「歌」の部分を変更する訳にはいかないですよね?
なので、簡略化するならギターの演奏パートとなるわけです。
では、どのように簡略化するのか?を次の項目から2つに分けて解説していきますね。
コードを簡略化
極端に言えば、ギターコードは音を1つまでに簡略化することが出来ます。
なので、開放弦なら左手は何も押さえずに、押弦する場合でも指1本しか使わないでコード(厳密にいうとコードではない)で伴奏することが可能なんですよ。
それがルート(根音)です。
ルートはコードの1番低い音のことをいいます。
↓Gコードを例にルートを解説すると、こんな感じですね。↓
弾き語りに良くでてくるローコードは左手の指を3本以上つかうことが多く初心者には意外と難しいものです。
なので、思い切って赤丸の1番低い音だけを、歌の伴奏として使う訳なんですよ。
もちろん、明るい雰囲気のメジャーコードや暗い雰囲気のマイナーコード、緊張感をもたせたテンションコードのような表現力はルートのみの伴奏にはありませんが、
「とにもかくにも弾き語りをやってみたい!」
と言う場合には一つの選択肢としては良いのでは無いでしょうか?
また、ルート弾きのみに慣れてくれば、2音で作れるパワーコードと呼ばれるコードで試してみるのも良いかも知れませんね。
プレイスタイルやジャンルにもよりますが、まずは楽に演奏できることを優先して少しづつ本格的な演奏方法に移行していくのも、挫折しない為には良いと思います。
弾き語りはフルでコードを弾かないとダメ!という先入観を止めて、とりあえず弾き語りが弾けたと言う成功体験の積み重ねが成長に繋がると考えます。
リズムを省略
コードを省略したら、お次はリズムを省略するのも良いですよ。
弾いてみたい弾き語りの曲が複雑なリズムだった場合、リズムを読んで覚えるだけでも一苦労ですよね?
そんな場合は細かいリズムを全て4分音符や2分音符、全音符でザックリとルートやコードを弾いて歌ってみましょう。
こうすることで歌の歌詞とコードが変わるタイミングを、覚えることが少し簡単になります。
楽曲オリジナルのフレーズが16ビートや8ビートやシンコペーションと言った複雑なリズムが多く出てくる場合には、4分音符や全音符と言ったシンプルなリズムで弾いてみるのも1つの方法と言えるでしょう。
意外と、原曲の歌の雰囲気は崩れないことの方が多いと思いますので、是非ともお試し下さいね!
ただ、初心者の方やギター歴が浅い場合は、どこをどのように省略したら良いのか?が分からないと思います。
そういう場合には、是非ともギターレッスンなどで講師と相談して、弾けるフレーズに書き換えてもらうと言うのも良い方法だと言えるでしょう。
当教室では歌や発声などヴォイストレーニングのレッスンは出来ませんが、ギターを弾きながら歌うということに関しては力になれると思いますよ。
気になる方は下記から、お問い合わせを